平成23年度第1回公正フォーラムが開催されました

去る平成23年6月30日(木)、大阪弁護士会館201号室において、不動産鑑定士の工藤象三先生を講師にお迎えして、本年度第1回公正フォーラム「地代・家賃の鑑定方法の変遷と今後」が開催されました。
工藤先生には、長年不動産鑑定業務に携わってこられたご経験に基づき、現在も大阪地方裁判所第14民事部の評価人を務めておられる立場から、大変貴重なお話をお聞きすることができました。不動産市場、鑑定理論の歴史的経緯・変遷のご説明から、現在の不動産鑑定理論の限界、問題点などを指摘していただいたうえで、弁護士が不動産賃料の鑑定評価書を読む際の注意事項、いわば「つっこみどころ」まで、本音ベースでお話いただき、新人の私にとっては勿論、多数ご出席いただいた先生方におかれましても、今後の弁護士業務の中ですぐに役立つお話を聞くことのできた素晴らしい機会となったことと思います。
フォーラム終了後に開催された懇親会(老松通り「長城」)にも多数の先生方にご出席いただき、工藤先生を囲んでの談義に花が咲いておりました。
また、新人・若手にとっては、先輩弁護士のお話を聞ける素晴らしい懇親会となりました。
(浅岡・瀧法律会計事務所 伊藤海大 新63期)

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