1 はじめに

法曹公正会とは、親睦と相互扶助の精神に賛同した大阪弁護士会の会員によって構成される、親睦団体です。
大阪弁護士会における会派の一つに数えられています。

2 大阪弁護士会における会派とは

大阪弁護士会の会派は、会員の意見の集約と提言、弁護士会への役員・委員長等の人材の推薦や、会員間の親睦を図る目的で、同じ志を持つ会員で結成される任意団体です。
現在、大阪弁護士会には、その会員に拠って構成される7つの会派があります。

  • 友新会  (明治32年結成)
  • 一水会  (大正 4年結成)
  • 法曹同志会(大正 9年結成)
  • 法友倶楽部(昭和 5年結成)
  • 法曹公正会(昭和13年結成)
  • 春秋会  (昭和33年結成)
  • 五月会  (昭和46年結成)

各会派の移り変わり

各会派の移り変わり(PDF)

3 法曹公正会について

(1)歴史

法曹公正会は、昭和13年2月20日、法曹啓明会(昭和9年3月9日結成。明治32年4月結成の友新会及び大正9年6月結成の法曹同志会の両会派の流れを汲む会派)と、新生会(昭和10年5月28日結成)が合併して結成されました。

(2)結成の目的

当会は、会則において、「本会は,会員の親睦を図り且つ大阪弁護士会の健全な運営に寄与することを目的とし,右目的達成に必要な活動を行う」と定めているように、「会員相互の親睦に最重点におき,相互扶助の精神に徹し,互いに協力し合う会派として」結成されました。

(3)組織

法曹公正会の中には、総会・幹事会・執行部等の自治組織のほか、親睦や交流を図る委員会(交流企画委員会、広報・ホームページ委員会、IZUMO・公正フォーラム委員会、提言委員会)・10年目までの会員で結成される若手会・ゴルフによる親睦を旨とするKGCといった様々な組織があります。

委員会紹介
【交流企画委員会】 廣瀬主嘉委員長
会員相互の親睦を図るための企画を行う委員会です。
公正会旅行や、夏の総会の企画、新酒の会といったイベントや、会員を登録期・就職先等に区分し、区分毎あるいは区分間において懇親会・交流会等を企画運営することで、会員の親睦を図る機会を設けることを主目的としています。
企画部会と交流部会の2部会制を取り、各部会を中心に各種企画を行っています。
【広報・ホームページ委員会】 今田晋一委員長
会員相互の親睦、情報交換等のため本会会誌「公正グリーン」、「公正」、「公正ニュース」、「アルバム」等の出版物の企画、立案、編集、校正等といった作業をしている委員会です。
また、会員相互の親睦、情報交換等のため、当会のホームページ及びSNSアカウントの管理・運営を行っています。
【IZUMO・公正フォーラム委員会】 岨中良太委員長
研鑽・研修を通じて会員相互の親睦を図ることを目的とする委員会です。
「公正フォーラム」では、その時々でトピックになっているテーマ(人工知能、護身術、クレーム対応等、法律の分野に限られない)で講演会等を企画しています。
「IZUMO」では、本会に入会した1年目から3年目の会員を対象に、先輩会員らによるミニ研修を開催し、基礎的・実務的な知識を提供するとともに、先輩会員との親睦・期の近い若手会員同士の親睦を図る場を提供しています。
【提言委員会】 滝口広子委員長
法曹界に貢献すべく会員相互に議論し意見をまとめ、これを本会の名を以って公表することを主たる目的とします。会合を開催して本会内の意見統一や活発化を図るとともに、冊子、ホームページその他の公表手段を利用して、本会の法曹界に関する意見を表明する委員会です。