第３回公正フォーラムが開催されました
平成１９年１１月２２日午後６時３０分から、大阪弁護士会館において、「独占禁止法関連民事訴訟の現状と展望」をテーマとして、フォーラム委員会主催の第３回公正フォーラムが開催されました。
フォーラムには、独占禁止法関連事件に精通しておられる藪内俊輔先生（公正取引委員会事務総局審査局管理企画課審査専門官）と酒井紀子先生（公正取引委員会事務総局審判官）をお招きし、また、多数の参加者の出席で、大変盛況なフォーラムとなりました。
藪内先生には、独占禁止法の概要及び独占禁止法第２条９項にもとづき公正取引委員会が行う「不公正な取引方法」に関する一般指定の類型の解説から今後の法改正の見通しに至るまで、幅広くわかりやすく解説を加えていただきました。
また、酒井先生には、差止訴訟に関する多くの裁判例を素材として、具体的に問題となった争点について、わかりやすく解説を加えていただきました。
解説の内容は、企業の法務相談にあたっては欠かせない視点を多数含むもので、興味深く、これから弁護士業務を行うにあたって、非常に役立つ素晴らしい内容のものでした。
（弁護士法人 高橋総合法律事務所 中島亮平）
