法曹公正会旅行の記

1.出発
 6月9日土曜日午前8時45分、全員が遅れることなく中央公会堂前にて集合したので、午前9時前にはバスが出発した。予定より早く到着するとのことで、高速道を降りて一般道を走行する。
2.大歩危(おおぼけ)
 最初の目的地である大歩危に到着し、時間に余裕もあることから、予定になかった遊覧船に乗船した。
 保津川のように急流と思っていたが、川の流れは意外に穏やかであった。
3.かずら橋
 大歩危からバスですぐであった。
 橋の材料は標高600m以上の山岳地帯の自然林に自生する「しらくちかずら」とのことである。
 実際はかずらの中にワイヤーが入っており、安全とのことであったが、渡る際の揺れが尋常ではないため、思わず足がすくんで中腰になる。
4.うどん中野学校
 翌日、金比羅宮に行く前に「中野うどん学校」にてうどんを作る。2人1組で小麦粉に水を合わせ、混ぜて、こねて、足踏みし、棒で延ばして包丁で切るまでおよそ1時間の行程であった。 
5.金比羅宮
 本宮まで786段の階段を案内人の誘導でひたすら登る。400段あたりで、足が動かなくなり、有料の篭を横目で見ながら、なんとか本宮にたどり着く。
 本宮から観た眺めは正直、絶景であった。
金比羅宮は仏教の守護神であるクンピーラ神=ワニの神を祀るものであり、ワニは日本では龍神と考えられたために航海安全の神となったそうである。
 こうして本宮を降り、お土産を手に帰りのバスに乗り込むと、車中にて中野学校で作ったうどんが配られた。
(堂島総合法律事務所 辻井一成)

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