公正フォーラムが開催されました(11月28日)
11月28日(火)午後6時より、弁護士会にて第2回フォーラムが開催されました。
今回は大阪ドームの会社更生事件を題材として、申立代理人及び管財人の立場で、中森亘先生(申立代理人)、浦田和栄先生(管財人)が、時々刻々と変わる大型更生事件での手続・交渉の経緯、苦労話をしてくださいました。
大阪ドーム事件は、現在更生手続中ですので、守秘義務に反しない範囲でという制約がありましたが、新聞記事を資料として用い、①特定調停から会社更生申立に至った苦悩の選択(中森先生、また特別コメンテーターとして佐伯照道先生)、②適切な情報開示と更生債権者・更生担保権者他関係者の利害調整における苦労話(浦田先生)と、実務に基づく内容豊かなフォーラムとなりました。(弁護士法人関西法律特許事務所 市川裕子)