第６１回日弁連定期総会及び感謝・表彰式
平成２２年５月２８日午後０時３０分から、名古屋マリオットアソシアホテルにて、第６１回日弁連定期総会が開催されました。
同会では、平成２１年度決算及び平成２２年度予算の承認決議が行われるとともに、｢わが国における人権保障システムの構築及び国際人権基準の国内実施を求める決議｣及び｢市民の司法を実現するため、司法修習生に対する給費制維持と法科大学院生に対する経済的支援を求める決議｣が賛成多数で可決されました。
特に、司法修習生に対する給費制維持等を求める決議については、新６２期を初めとする若い先生方から、給費制のもとでも法科大学院時代に負った学費等のローンをかかえている現状では多数の修習生が苦しんでいること、最低でも給費制が維持されないとますます経済的に法曹を目指すことができなくなる人が増えること等、熱い訴えがありました。
定時総会に引き続いて、感謝・表彰式も開催されました。法曹公正会からは、在職５０年ということで、宇佐美明夫会員、岡田忠典会員、谷口稔会員、松田安正会員、山田愛彦会員、吉川正昭会員が表彰されました。
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金子武嗣日弁連副会長（大阪弁護士会会長）
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宇都宮健児日弁連会長