第53回日弁連人権擁護大会(岩手・盛岡)
平成22年10月7日、8日、岩手・盛岡で、日本弁護士連合会の第53回人権擁護大会が開催されました。
全国各地からたくさんの皆さんが参加して、大会は大盛況でした。
7日は、3つの会場に分かれて、「子どもの貧困~すべての子どもの生存と発達を保障するために~」、「デジタル社会における便利さとプライバシー~税・社会保障共通番号制、ライフログ、電子マネー~」、「廃棄物公害の根絶をめざして~ゴミと汚染を強いられない、強いない社会であるために~」のテーマのもとに、3つのシンポジウムが開催されました。
8日には、盛岡市民文化大ホールにて、前日のシンポジウムの結果が報告され、「貧困の連鎖を断ち切り、すべての子どもの生きる権利、成長し発達する権利の実現を求める決議」、「高度情報通信ネットワーク社会」におけるプライバシー権保障システムの実現を求める決議」、「不法投棄等による被害の根絶と資源循環関連法制の抜本的改正を求める決議」と「今こそ核兵器の廃絶を求める宣言」が採択されました。
8日18時からは、ホテルメトロポリタン盛岡NEW WINGにて、懇親会が開催されました。同会では、盛岡名物のわんこそば早食い大会が開催されましたが、近弁連代表選手の1人として、大阪弁護士会副会長の森本宏会員(39期)が出場され、大いに活躍されました。
来年の人権擁護大会は平成23年10月6日、7日に香川県弁護士会の主催により高松市で開催されます。