若手会旅行(上海)

11月3日の早朝、一行は関西国際空港に集合し空路上海へ。上海の新しい空の玄関として1999年にオープンした浦東国際空港から、今度は2002年末より運行されているリニアモーターカー(磁浮列車)に乗り換えて上海市内東端の龍陽路駅へ向かいました。「浮いている」という感じはなく、鉄道列車とさほど変わらない乗り心地です。龍陽路駅までわずか8分ほどですが、車内の電光掲示板に表示された最高時速は430キロ。同じスピードの対向列車とはまさに一瞬ですれ違います。
上海を代表する庭園「豫園」で昼食をとり、急遽可能になった上海の裁判所見学。裁判所入口のホールには審理予定事件の時間や法廷の場所等が刻々と表示される巨大な電光掲示版があり、法廷内には証拠品等を映すためのスクリーンが傍聴席から見える位置に組込まれているなど、大阪地裁よりはるかに充実したハイテク設備を備えていることに驚きました。その後一行は2班に分かれ、それぞれ「通力律師事務所」、「フレッシュフィールズ」という渉外系の法律事務所を訪問させていただきました。
午後7時ころから豪華な中華料理を楽しみ、満腹になったお腹を抱えて「外灘」を散策。上海でもっとも有名な観光スポットとあって大勢の人でごった返す中、1世紀近く前の租界時代の建築物と近年驚異的なペースで建設されているハイパーモダンな高層建築群とが派手にライトアップされている様を眺めていると何とも不思議な感覚になりました。
「五つ星」の最高級ホテルのベッドでぐっすり眠り、2日目は、杭州、蘇州、上海市内などの観光ツアー組やフリー組に分かれて行動し、夕食時に合流。旬の上海ガニに舌鼓を打ったあと、上海雑技団を鑑賞しました。
最終日の3日目は、ショッピングや散策、屋台めぐりなど思い思いに過ごし、夕刻に浦東国際空港から帰路に。本当に充実した上海旅行でした。
今回の旅行を企画、援助していただいた法曹公正会の先生方にはもちろん、旅行社の現地スタッフの方々、それに3日間ずっとお世話になった敷地薫子さんに—中国語に堪能な上、機転が利き、美しい—この場をお借りして御礼を申し上げます。(大水綜合法律事務所 白井啓太郎)

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